車検時に自動車リサイクル法に基づいた料金が取られると聞きました。その辺を教えて欲しいです。
2005年1月に完全施行された、「自動車リサイクル法」でのリサイクル料金のことですね。現在では車検時のリサイクル料金の預託は必要ありません。
車検時のリサイクル料金の預託は2008年1月までで終了致しております。大半のお車は、自動車リサイクル料金が預託済みになっているからです。
2005年1月未満に製造されたお車で、2008年1月までに車検を受けずに、未登録だった場合はリサイクル料金が未預託となります。
その場合は、廃車時に最終所有者がリサイクル料金を負担する事になります。リサイクル料金は、自動車リサイクル券に明記してあります。
自動車リサイクル券とは、概ね緑色の用紙で、[A券]預託証明書(リサイクル券)、[B券]使用済自動車引取証明書、[C券]資金管理料金受領証、等々と記載されています。再発行されたリサイクル券は緑色の用紙ではありません。
現在では、リサイクル料金の支払いは新車購入時か、未預託の場合のみ廃車時に所有者が負担することになっています。
中古車等で転売を受けた際には、中古車価格+リサイクル料金分を負担することになります。
また、最終所有者さまが、【廃車】でと、引取業者に依頼された場合は、使用済自動車として引取られて、[B券]使用済自動車引取証明書に引取業者名、登録番号等を記載して、最終所有者様にお渡ししなければなりません。