廃車の引取りの安全性について
自動車にはそれぞれ目的があります。皆さんが普段乗っている車は、「自家用車」とか「普通自動車」と呼ばれる人間を乗せて走ることが目的の自動車ですね。
同じようにバスやタクシーはお客さんを乗せる為、そして私達、廃車ドットコムのメンバーが乗っている、
お客様の動かなくなった自動車を引き取る際に使用する積載車(キャリアカー)と呼ばれるトラックやレッカー車は自動車を乗せて運ぶのが目的の車です。
もちろん、自動車を運転する限り、様々なことに注意して走行することは、自家用車であろうが積載車であろうが変わりありませんが、廃車のプロである廃車ドットコムが、
普段どのようなことに気をつけて積載車を運転し、大切なお車を引取りしているのかということをお話したいと思います。
さて、一言に積載車と言ってもその種類は様々で、お客様の用途に合ったタイプの積載車で引取りに伺うことになります。
基本的には荷台に乗せる車が1台のタイプと、一度に数台の自動車を積み込めるトラックタイプの積載車がメインになりますが、その中でも、積み込みの際にスライドする荷台が、
傾斜だったり平行だったりと細かい仕様の違いを使い分けています。
これは、車高の低いローダウンした車などを引き取る際に、傾斜タイプの荷台だと積み込みの際に車体を傷つけてしまうことを避けるためでもあります。
また、事故などによって車が大破していたり、水没や故障などによって全く自走ができない自動車など、
お車の状況によってはユニック等のトラッククレーン車やウンイチやレッカー車を使うこともあります。
このユニックやレッカー車を使って自動車を運んだり牽引するということは、単純に「クルマを積んで走るだけ」という考えではあまりにも危険が多すぎるのです。
まず、ユニックの場合、車をクレーンで釣って荷台に載せるため、ワイヤーロープ等で玉がけを実施しての積み込み作業の段階で危険が生じます。
また、その後、万が一お客様の車の保管場所から廃車工場に車を運ぶ際に、車を傷つけてしまったら、査定に影響が出てしまうかもしれませんので、
固縛作業と呼ばれる荷台に運搬する車輌を固定する作業にも細心の注意を払わなければなりませんし、
それ以前に、もし後続車に追突でもされれば、車の破損やドライバーの怪我だけではなく、周りを巻き込んだ大事故に発展しかねないのです。
実際に、牽引の運搬中に事故が起きてしまったという例は決して少なくないのです。
ですから、レッカー車を運転するためにはそれにともなって専門的な知識は言うまでもなく、大型自動車免許や牽引自動車免許などの相応の免許資格が必要となり、
当然、廃車ドットコムの引取りスタッフはこの資格を保有しているものが引取りに伺います。
廃車買取りと中古車の下取りの大きな違いは、例え動かなくなった車でもお引き取りさせていただくところでもあります。
廃車ドットコムは一人でも多くのお客様のお悩みやご要望にお答えするべく、徹底した安全をもとに今日もどこかで廃車のお引取りに伺っています。
パーツやメタル資源として再利用し国内外に販売!
車解体の資格を持つ廃車.comの工場と直取引だから高く買取れる。
すでに払った31,600円の自動車税も返ってくる。
(4月に廃車/1,600cc普通自動車)