こんにちは!廃車ドットコムの長谷川です。
今回は「廃車手続きの方法」についてご紹介いたします。
「廃車手続きってどうしたらいいの?」
「間違った方法をとって失敗したくない!」
はじめて廃車手続きをするときは、だれしも不安になります。
どこに行って手続きをしたらいいのか・・・
準備物って何が必要なのか・・・
間違った方法をとって時間やお金をムダにした!なんて事態は絶対に避けたいですよね。
「でも、手続き方法って複雑そう。調べるのもめんどうだな・・・」
というのが正直な気持ちだと思います。
この記事はそんなあなたのために、どこよりもわかりやすく廃車手続き方法をご紹介します!
廃車手続きに対しておっくうな気持ちを抱くあなたにとって、少しでもお役に立てればうれしいです。
お話しする内容は次のとおりです。
・そもそも廃車とは何か
・自分で廃車手続きをする方法
・廃車買取業者で手続きをする方法
廃車とは、車の名義(車籍)を消すことを指します。
名義を消した車は公道を走れなくなりますが、その代わり自動車税の支払いがストップされます。
注意したいのは、正式な手続きをしないと廃車にはならないということです。
たとえば「車が故障した状態」「車検が切れた状態」なだけでは、廃車になったとはいえません。
車がどんな状態であっても、正式な手続きをしなければ自動車税は支払い続けることになります!
正式な手続きには2種類あります。
永久抹消登録
一時抹消登録
上記いずれかの手続きを完了して、はじめて廃車となります。
続いて、この2種類の違いについて解説いたします。
廃車をするために欠かせない手続きである永久抹消登録と一時抹消登録。
これらの違いは「また乗る可能性があるかどうか」がポイントです。
・永久抹消登録とは
永久的に公道を走れなくする手続きのこと。
永久的に自動車税の支払いがストップします。
車の故障などで、もう二度とその車に乗らない方は永久抹消登録をしましょう。
一時抹消登録とは
一時的に公道を走れなくする手続きのこと。
一時的に自動車税の支払いがストップします。
海外出張や入院などで長期間車に乗らない場合や車が盗難された場合は一時抹消登録をしましょう。
廃車の手続きは、自分でやる方法と業者に任せる方法があります。
結論から申し上げますと、廃車買取業者に任せるのがオススメです。
自分で手続きをするのは、かなり手間がかかります。
解体業者を探す手間、解体業者に問い合わせる手間、平日しか受け付けていない運輸支局に行く手間・・・。
一方、廃車買取業者に任せれば、これらの手間が一切かかりません!
「べつに廃車買取業者じゃなくて、ディーラーに頼んでも手間がかからないんじゃない?」
とお思いかもしれません。
たしかにディーラーも、廃車手続きを代行するところが多いです。
なので手間はかからないのですが、4~6万円もの手数料がかかります。
<手数料>
・車をディーラーに受け渡すためのレッカー代:2~3万円
・解体費用:1~2万円
・廃車手続き代行費用:1万円前後
など
手間もお金もかけずに廃車したいなら、廃車買取業者に依頼するのがオススメなんです。
オススメする理由はそれだけではありません。
廃車買取業者は、廃車『買取』を専門としていますから、お金がプラスになる可能性もあるんです!
廃車買取業者は、車のパーツや鉄などを再利用して販売しています。
なので故障した車からも価値を見出して、買い取りが可能なのです。
さらに私たち廃車ドットコムであれば、手数料は一切いただきません。
廃車買取業者で廃車をする方法は、こちらからジャンプできます。
▼廃車買取業者で廃車する手続き方法▼
次からは、「愛着ある車を、じぶんの手で廃車したい!」というあなたに向けて
自分で廃車する方法をそれぞれご紹介いたします。
管轄の運輸支局で、永久抹消登録をします。
運輸支局は陸上や海上の交通・運輸に関する手続きを行う行政機関で、全国に設置されています。
管轄の運輸支局は、国土交通省のホームページからご確認いただけます。
気をつけて欲しいのが、運輸支局は平日しか受付をしていないということです。
平日お仕事などでお忙しい方は、廃車のために有給をとるか、代理人に手続きをお願いする必要があります。
では、次から準備物と手続きの流れをご紹介いたします!
◇あらかじめ準備するもの
自分で【永久抹消登録】をするための準備物 | |
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自分で用意するもの | ・車検証 ・ナンバープレート(前後2枚) ・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 ・自賠責保険証(車検切れであれば不要) ・移動報告番号(リサイクル券)※1 ・解体報告記録日※2 |
運輸支局で用意するもの | ・手数料納付書 ・OCR第3号様式の3 ・自動車税・自動車所得税申告書(地域によって不要) |
※1…移動報告番号とは?:
リサイクル券番号のことで、リサイクル券に記載されてあります。
リサイクル券番号のハイフンを抜いた番号が、移動報告番号です。
リサイクル券とは、新車の購入時にディーラーなどから発行される券です。
ダッシュボードの中など、車検証とセットで保管している人が多いですね。
※2…解体報告記録日とは?:
車が解体された日付です。
車の解体を依頼した業者から届く『解体通知』に記載されてあります。
解体業者に確認して日付をメモしたものでも構いません。
「リサイクル券をなくした!」
「解体報告記録日がわからない!」
という方は、自動車リサイクルシステムのホームページでご確認いただけます。
1.解体業者に自動車を引き取ってもらう
解体業者に連絡をして、車を引き渡します。
2.準備物をそろえる
解体業者からナンバープレートや解体通知を受け取り、そのほか必要準備物をそろえます。
3.運輸支局で廃車手続きをする
管轄の運輸支局にて、永久抹消登録手続きをします。
窓口にて手続きの説明があるので、指示に従いましょう。
4.廃車手続き完了
自分で永久抹消登録をする場合、手続きは3~10日ほどかかります。
解体業者が混み合っていると、さらに日数がかかります。
解体業者はトラブルを避けるため、個人からの依頼をお断りするところも多いです。
個人からの依頼も受け付けている解体業者を探す手間もあることをご留意ください。
永久抹消登録と同じく管轄の運輸支局で一時抹消登録を行います。
運輸支局は陸上や海上の交通・運輸に関する手続きを行う行政機関で、全国に設置されています。
管轄の運輸支局は、国土交通省のホームページからご確認いただけます。
気をつけて欲しいのが、運輸支局は平日しか受付をしていないということです。
平日お仕事などでお忙しい方は、廃車のために有給をとるか、代理人に手続きをお願いする必要があります。
では、次から準備物と手続きの流れをご紹介いたします!
自分で【一時抹消登録】をするための準備物 | |
---|---|
自分で用意するもの | ・車検証
・ナンバープレート(前後2枚) ・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 ・自賠責保険証(車検切れであれば不要) |
運輸支局で用意するもの | ・手数料納付書 ・OCR第3号様式の3 |
1.ナンバープレートを車からはずす
解体業者に依頼してナンバープレートをはずしてもらいます。
2.準備物をそろえる
ナンバープレート含め、必要書類をそろえます。
3.運輸支局で廃車手続きをする
管轄の運輸支局にて、一時抹消登録手続きをします。
窓口にて手続きの説明があるので、指示に従いましょう。
4.廃車手続き完了
自分で一時抹消登録をする場合、2,3日ほどかかります。
解体業者が混み合っていると、さらに日数がかかります。
解体業者はトラブルを避けるため、個人からの依頼をお断りするところも多いです。
個人からの依頼も受け付けている解体業者を探す手間もあることをご留意ください。
廃車買取業者で廃車手続きをする際にご自身で準備していただくものと、問い合わせからの流れをご紹介いたします。
廃車買取業者で廃車するための準備物 | |
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自分で用意するもの | ・車検証
・自賠責保険証(車検切れであれば不要) ・リサイクル券 ・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 |
当社ホームページの『手続きに必要な書類』からでも準備物をご確認いただけます。
廃車ドットコムで廃車をする場合は、来店不要で手続きができます。
1.ホームページからお申し込み
6項目ご入力いただくのみなので、お時間をとりません。
2.査定金額のご連絡
お申し込みから1営業日以内に査定金額をご連絡いたします。
3.お引き取り希望日時のご連絡
お見積もりにご納得いただければ、お引き取り希望日をメールにてお知らせください。
4.お車を引き取りに伺います
スタッフがお車を引き取りに伺います。必要な書類をご用意いただき、ご自宅でお待ちください。
5.廃車手続きの完了
手続き完了後、「一時抹消登録証明書」のコピーと「使用済自動車引取証明書」を郵送いたします。
まだ迷っていらっしゃる方は、Webからカンタンにできる無料査定で査定金額を確認してから、申し込むかどうかご判断いただいて構いません。
専門スタッフが見積もりをし、1営業日以内にお返事いたします。
その際、査定価格や廃車手続きなどについて疑問があれば、丁寧にご回答いたします。
次のような場合は、追加で書類が必要です。
・代理人が手続きする場合
・所有者が未成年の場合
・所有者がお亡くなりになられた場合
・車検証と印鑑証明書の情報が不一致である場合
・車が盗難された場合
それぞれのケースにて、追加で必要な物をご紹介いたします。
なお、手続き方法はかわりません。
ケースごとに必要な準備物をそろえ、管轄の陸運支局に行きます。
陸運支局での案内に従いましょう。
代理人が手続きする場合 | |
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共通して必要なもの | ・車検証
所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) 所有者の実印 身分証明書 リサイクル券 自賠責保険証(車検切れであれば不要) |
追加で必要なもの | ・委任状 |
本来、手続きを行うのは車の所有者です。
ですがどうしても所有者の都合が悪い場合は、権限を委任することで代理人が手続きすることも可能です。
※委任状は廃車ドットコムのホームページからダウンロードできます。
所有者が未成年の場合 | |
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共通して必要なもの | ・車検証
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 ・リサイクル券 ・自賠責保険証(車検切れであれば不要) |
追加で必要なもの | ・親権者の同意書
・親権者の印鑑証明書 ・親権者の実印 ・戸籍謄本(親権者との続柄がわかるもの) |
18歳から取得できる車の免許ですが、未成年は自分の意思のみで廃車手続きを行うことができません。
必ず親権者の同意が必要になります。
※婚姻している場合は成人と同じ扱いになります。
その場合は結婚していることがわかる戸籍謄本と印鑑証明、委任状、譲渡書が必要です。
所有者がお亡くなりになられた場合 | |
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共通して必要なもの | ・車検証
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 ・リサイクル券 ・自賠責保険証(車検切れであれば不要) |
追加で必要なもの | ・戸籍謄本(相続人全員が記載されてる)
・除籍謄本(所有者の死亡が記載されている) ・遺産分割協議書 (相続権ある全員の印鑑証明と押印あり) |
故障した車であっても、普通自動車は資産として扱われます。
なのでまずは相続手続きを行い、新しい所有者が廃車手続きを行います。
車検証と印鑑証明書の情報が不一致である場合 | |
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共通して必要なもの | ・車検証
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 ・リサイクル券 ・自賠責保険証(車検切れであれば不要) |
追加で必要なもの | ・住民票(発行から2ヶ月以内のもの) |
車検証と印鑑証明書の情報(氏名や住所)が異なると廃車手続きができなくなります。
書類を準備する際にかならず確認しておきましょう。
車が盗難された場合 | |
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共通して必要なもの | ・車検証
・所有者の印鑑証明書(発行から3ヶ月以内のもの) ・所有者の実印 ・身分証明書 |
追加で必要なもの | ・受理番号※1 |
※1…受理番号とは?
警察に被害届を出した際に受け取る番号です。
車が盗難された場合は、廃車手続きをする前に、必ず警察に被害届をだしてくださいね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
この記事では、廃車の手続き方法についてご紹介いたしました。
おさらいです。
・廃車には永久抹消登録と一時抹消登録がある
・自分で廃車手続きをするのは手間がかかる
・廃車買取業者に依頼すれば手間もお金もかからない
廃車ドットコムは、他社で0円査定だったお車でもしっかり価値を見出して買い取らせていただいております。
廃車に関してご不明な点やご相談があれば、お気軽にお尋ねくださいませ。
廃車は、長年連れ添った愛車とお別れする大切な手続きです。
あなたにとって一番納得のいく廃車方法を取ってくださいね。